医療保険を日額保障から実費保障へ その2
1、個室を使用したかった。
最初に入院した病院では、脳内出血の発病当初でもあり、
精神的な動揺も大きく、不安で夜よく眠れない状態が一週間ほど続きました。
看護婦詰所のすぐ横の病室だったので、重病人の入る病室でした。
夜中に看護師さんたちが、他の患者さんの所へ何回も来て治療していく為、
その都度どうしても起きてしまいます。
また、よく咳をするために、せっかく寝入っていても、
しばしば起こされたことがありました。
そんな状態だったので1ヶ月ほど睡眠薬のお世話になりました。
睡眠薬は、服用した時は眠ることはできるのですが、
日中の眠気がとれず、リハビリを本格的に開始してからも
日中ボ-とした日がしばらく続きました。
言いにくかったのですが、
婦長さんにお願いして同じ相部屋ですが、
看護士詰所から遠い他の部屋に変えてもらいました。
それからは、睡眠薬も必要なくぐっすり眠ることができ、
リハビリにも前向きに取り組むことができました。
その時、個室に入ることも考えましたが
費用が1万円/1日かかる為、断念した覚えがあります。
次に転院したリハビリ専門の病院においても
退院2週間前位に、入院してきた患者さんとトラブルがあり、
部屋を変えてもらいました。
同じ入院患者ですから、たいていのことは辛抱するのですが、
どうにも我慢できませんでした。
結局4ヶ月の入院期間で2回も要望して部屋を変えてもらいました。
相部屋で、気の合う人ばかりならいいのですが何々そうもいきません。
入院患者の方とのいい出会いもありましたが、
やはり治療、精神的な安息、回復を一番に考えた場合は、
できる限り個室が、望ましいと思います。
そして、金銭的な理由で個室を我慢するという状態を、
保険によって補ってもらえれば、本当に助かります。
1日1万円の補償では、健康保険の負担分の支払いだけで消えてしまいます。