働きざかりの中高年脳卒中闘病記(灯病記:高血圧は命にかかわる病気です)

46歳にして、突然に襲ってきた脳出血という予期せぬ大病。発病後10年経過し、振り返りまとめてみました。病と闘った闘病記ではなく、自分自身をどこかに導いてくれる灯台のように感じましたので灯病記としました。


 

医療保険を日額保障から実費保障へ その2

           f:id:syosakoi:20150210224632j:plain

 1、個室を使用したかった。

最初に入院した病院では、脳内出血の発病当初でもあり、

精神的な動揺も大きく、不安で夜よく眠れない状態が一週間ほど続きました。

 

看護婦詰所のすぐ横の病室だったので、重病人の入る病室でした。

夜中に看護師さんたちが、他の患者さんの所へ何回も来て治療していく為、

その都度どうしても起きてしまいます。

また、よく咳をするために、せっかく寝入っていても、

しばしば起こされたことがありました。

  

そんな状態だったので1ヶ月ほど睡眠薬のお世話になりました。

睡眠薬は、服用した時は眠ることはできるのですが、

日中の眠気がとれず、リハビリを本格的に開始してからも

日中ボ-とした日がしばらく続きました。

 

言いにくかったのですが、

婦長さんにお願いして同じ相部屋ですが、

看護士詰所から遠い他の部屋に変えてもらいました。

それからは、睡眠薬も必要なくぐっすり眠ることができ、

リハビリにも前向きに取り組むことができました。

その時、個室に入ることも考えましたが

費用が1万円/1日かかる為、断念した覚えがあります。

 

次に転院したリハビリ専門の病院においても

退院2週間前位に、入院してきた患者さんとトラブルがあり、

部屋を変えてもらいました。

同じ入院患者ですから、たいていのことは辛抱するのですが、

どうにも我慢できませんでした。

結局4ヶ月の入院期間で2回も要望して部屋を変えてもらいました。

 

相部屋で、気の合う人ばかりならいいのですが何々そうもいきません。

入院患者の方とのいい出会いもありましたが、

やはり治療、精神的な安息、回復を一番に考えた場合は、

できる限り個室が、望ましいと思います。

 

そして、金銭的な理由で個室を我慢するという状態を、

保険によって補ってもらえれば、本当に助かります。

1日1万円の補償では、健康保険の負担分の支払いだけで消えてしまいます。

          f:id:syosakoi:20150210225114j:plain