働きざかりの中高年脳卒中闘病記(灯病記:高血圧は命にかかわる病気です)

46歳にして、突然に襲ってきた脳出血という予期せぬ大病。発病後10年経過し、振り返りまとめてみました。病と闘った闘病記ではなく、自分自身をどこかに導いてくれる灯台のように感じましたので灯病記としました。


 

東洋医学の鍼灸治療によって左足首の機能が戻ってきました。

鍼灸院に通院するようになって、3か月くらいすると

左上肢の動きがよくなり、「おちょうだい」ができるようになりました。 

 

 

その3か月後にはなんと動かなかった左足首が

ほんの少しですが、動くようになったのです。

 

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★左足首の回復状況

 踵を床につけて、親指に力を入れて上にあげると

ほんの少しですが、床から足先がはなれるようになったのです。

親指が上がることによって小指も自然について上がり始めました。

 

6か月間のリハビリ専門病院の訓練では、足首が全く上がらず

補助装具や杖を使用しなければ、歩くことはできなかったのに、

何という驚くべき東洋医学の効果でしょうか。

 

週1回の通院を6か月継続することによって、

やっと左足首に回復に兆しが見え始めました。

 

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少しでも動き始めると、リハビリにも意欲がわいてきます。

職場で時間があるときには、椅子に座り踵をつけて

足先を上にあげることを繰り返しました。

 

最初はほんの少し足先が浮くくらいでしたが、

知らないうちにきずいてみれば5㎝くらい

足先が上がるようになっていました。

 

5㎝くらい上がるようになると、補助装具がなくても

歩くことができるようになりました。

 

私の使用していた補助装具は最も小さいタイプでしたが、

毎日つけるとなるとやはり煩わしいものです。

 

その煩わしさからも解放されることができました。 

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左足首は、脳から最も遠い部位であることと、病院のリハビリでは

訓練が困難な部位であったために、回復が遅れていましたが、

鍼に微弱電流を流して神経を刺激し、強制的に力を加える東洋医学

無理だろうとあきらめかけていた機能が回復したことは、

私にとって画期的なことでした。

 

結局1年数か月通院し、仕事が変わり平日に休むことができなくなり

通院できなくなってしまいましたが、

走るまでとはいきませが、少しビッコを引くくらいで、

装具も杖も必要なく自分で歩くことができるようになったのです。

 

最初は、後ろ向きで降りた鍼灸院の階段も

前を向いて降りることができるようになっていました。

 

 

これから先のことを考えれば、制約なしに歩けることは、

私の人生にとって非常に大きなことでした。

何の補助用具もなく、スピードは遅いものの

以前にように歩くことができるのです。 

 

脳卒中を発症され、リハビリ病院での回復が思わしくない方、

機能回復をあきらめられかけている方へ

ぜひ東洋医学によるリハビリ治療」をうけることをお薦めします