東洋医学の鍼灸治療によって左足首の機能が戻ってきました。
鍼灸院に通院するようになって、3か月くらいすると
左上肢の動きがよくなり、「おちょうだい」ができるようになりました。
その3か月後にはなんと動かなかった左足首が
ほんの少しですが、動くようになったのです。
★左足首の回復状況
踵を床につけて、親指に力を入れて上にあげると
ほんの少しですが、床から足先がはなれるようになったのです。
親指が上がることによって小指も自然について上がり始めました。
6か月間のリハビリ専門病院の訓練では、足首が全く上がらず
補助装具や杖を使用しなければ、歩くことはできなかったのに、
何という驚くべき東洋医学の効果でしょうか。
週1回の通院を6か月継続することによって、
やっと左足首に回復に兆しが見え始めました。
少しでも動き始めると、リハビリにも意欲がわいてきます。
職場で時間があるときには、椅子に座り踵をつけて
足先を上にあげることを繰り返しました。
最初はほんの少し足先が浮くくらいでしたが、
知らないうちにきずいてみれば5㎝くらい
足先が上がるようになっていました。
5㎝くらい上がるようになると、補助装具がなくても
歩くことができるようになりました。
私の使用していた補助装具は最も小さいタイプでしたが、
毎日つけるとなるとやはり煩わしいものです。
その煩わしさからも解放されることができました。
左足首は、脳から最も遠い部位であることと、病院のリハビリでは
訓練が困難な部位であったために、回復が遅れていましたが、
鍼に微弱電流を流して神経を刺激し、強制的に力を加える東洋医学で
無理だろうとあきらめかけていた機能が回復したことは、
私にとって画期的なことでした。
結局1年数か月通院し、仕事が変わり平日に休むことができなくなり
通院できなくなってしまいましたが、
走るまでとはいきませが、少しビッコを引くくらいで、
装具も杖も必要なく自分で歩くことができるようになったのです。
最初は、後ろ向きで降りた鍼灸院の階段も
前を向いて降りることができるようになっていました。
これから先のことを考えれば、制約なしに歩けることは、
私の人生にとって非常に大きなことでした。
何の補助用具もなく、スピードは遅いものの
以前にように歩くことができるのです。
脳卒中を発症され、リハビリ病院での回復が思わしくない方、
機能回復をあきらめられかけている方へ
ぜひ「東洋医学によるリハビリ治療」をうけることをお薦めします