働きざかりの中高年脳卒中闘病記(灯病記:高血圧は命にかかわる病気です)

46歳にして、突然に襲ってきた脳出血という予期せぬ大病。発病後10年経過し、振り返りまとめてみました。病と闘った闘病記ではなく、自分自身をどこかに導いてくれる灯台のように感じましたので灯病記としました。


 

日本一の『おんせん県』大分県の湯どころ別府温泉病院

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病院の立地条件は3300平方メートルの森林が病院に隣接し、

四季折々の木々の変化を楽しむことができます。

春には若葉、 桜、夏には緑、秋には紅葉、冬には鳥のさえずりなどで

心を癒してくれますので療養にはふさわしい環境と言えましょう。

当院の温泉は弱食塩泉(緩和性低張高 温泉)で、

関節リウマチ、腰痛各種関節痛、神経痛に適応ありとされています。

当病院は整形外科、内科、循環器科リハビリテーション科を備え

豊富な温泉を利用し治療に役立てている形態をとっています。

 

 温泉療法が取り入れられており、

天然温泉のジャグジー、温泉プールでの運動歩行浴 がおこなわれています。

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【温泉治療について】

・温泉の体におよぼす作用は

①温熱作用(血行促進、酸素供給、疲労物質及び炭酸ガスの排泄)
②静水圧作用                             (静脈内の血液、リンパ管内のリンパ液の心臓への還流を良くする)
③浮力作用(地上で立ったり歩いたりするのに困難を感じる人でも水中で     は手足の動きが非常に軽くなり、機能回復訓練がし易くなる)
④化学作用(温泉に溶解している物質の化学作用が効果を出す)
⑤変調作用(体調を正常化させる効果)異常に多いものは正常に、              異常に少ないものは正常にする非特異的な作用

 

   医師が診察の上メニューのプランニングをさせていただきます。

静水圧作用は、私も温水プールに入り、普段重い左側が軽くなった体験があるので

機能回復に役立つと思います。

 

また通所リハビリテーションでも温泉が利用されていました。

退院した後のケアに利用できると思います。

 

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