働きざかりの中高年脳卒中闘病記(灯病記:高血圧は命にかかわる病気です)

46歳にして、突然に襲ってきた脳出血という予期せぬ大病。発病後10年経過し、振り返りまとめてみました。病と闘った闘病記ではなく、自分自身をどこかに導いてくれる灯台のように感じましたので灯病記としました。


 

東洋医学の鍼灸院治療によって装具が不要になりました

左足首が少し上がるようになって2ヶ月くらい集中的に左足首を治療した結果

介護用の装具が完全に不要になりました。

ketuatu130.hatenadiary.jp

 

左足首が上がるようになると、装具をつけなくても、

歩くときにつま先が左に下がることなく、つまずくおそれがなくなりました。

以前は装具がないとこわごわ足を踏み出していましたが、

左足首を気にするこよなく、踏み出すことができるようになりました。

 

もちろん杖も不要です。

長時間歩く時は、杖を使用した方が楽ですが、

ゆっくり歩けば杖がなくても大丈夫です。

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 脳内出血を発症してから1年経過していました。

入院当初、急激に回復するのは半年までで、

その後半年から1年くらいまで緩やかに回復するとの話を聞いていました。

ちょうどその1年で左足首が動くようになりました。

 

先生の話では、脳梗塞で3年くらい経過し、

治療院の階段を自分で昇降できなかった人が、

治療により一人で昇降できるまで回復した例もあるそうです。

 

私も、西洋医学のリハビリだけでは決してここまで回復しなかったと思います。

また東洋医学鍼灸院で治療を受けても、

私が治療を受けたような機能回復に「優れた技術と考え方」

もっている先生でないと回復効果は難しいと思います。

 

残念ながら「優れた技術と考え」を持っておられる治療院は、

インターネットなどで検索してもわからないと思います。

口コミで知るしかありません。

私の場合も知り合いが50肩の治療を受けていなければ、

治療を受けることはできなかったと思います。

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私が受けた治療院は、女性の先生が一人で完全予約制でやっておられます。

インターネットに掲載しているわけでも

特に患者さんを急激に増やそうとも考えられておられません。

駐車場もない街の中なので、自分のできる範囲で治療を行っておられます。

新規の患者さんも全て患者さんからの紹介で、事前に症状を確認したうえで、

来院を受けつけるシステムです。

 

私は、運が良かったとしかいえませんが、残りの長い人生を考えれば、

装具が不要になったことは、本当にありがたく、感謝しております。