働きざかりの中高年脳卒中闘病記(灯病記:高血圧は命にかかわる病気です)

46歳にして、突然に襲ってきた脳出血という予期せぬ大病。発病後10年経過し、振り返りまとめてみました。病と闘った闘病記ではなく、自分自身をどこかに導いてくれる灯台のように感じましたので灯病記としました。


 

転院?(リハビリ専門施設へ)急性期から回復期

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 入院後2週間が過ぎた時に、主治医から

「もう少し回復したら、リハビリ専門の施設に転院しましょう。」

といわれてびっくりしました。

やっと車椅子で移動できるようになったばかりなのに

なぜ転院をしなければならないのかよくわかりませんでした。

  

私が入院していた急性期の病院は、

治療を必要としている患者さんを診る所なので
症状が落ち着いてきてリハビリ対応になったり
特に治療を要さず、寝たきり・・・・などの場合は退院か転院を促されるそうです。

 

あとで調べてみると厚生労働省が決めた点数で
長期入院になればなるほど管理料等点数が落ちるようになっていますので
病院にとっては長期入院は避けたいところです。
効率よくベッドを回転させないと、経営上厳しくなります。

急性期を脱し、病状が安定してくると急性期の治療を行っている病院から、

次に必要なリハビリテーションを行うために転院をすすめるのです。

 

「どこか希望する施設はありますか」と尋ねられたので

吉備高原都市にある吉備高原医療リハビリテーションセンター(通称:吉備リハ)

を希望しました。

 

実は私は、10年間ほど吉備高原都市に住んでいたことがあったのです。

吉備リハにはお世話になったことはありませんが

何回か行ったことがありました。

自然環境に恵まれた素晴らしい施設です。

また、私が住んでいた当時は、吉備高原都市ができた当初でまだ住居も少なく

同世代が同じような子育て世代だったので

みんな仲がよく、故郷に帰れるような気分でした。 

そこから、転院に向かってリハビリに励みました。

 独立行政法人 労働者健康福祉機構吉備高原医療リハビリテーションセンター

吉備高原都市

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