働きざかりの中高年脳卒中闘病記(灯病記:高血圧は命にかかわる病気です)

46歳にして、突然に襲ってきた脳出血という予期せぬ大病。発病後10年経過し、振り返りまとめてみました。病と闘った闘病記ではなく、自分自身をどこかに導いてくれる灯台のように感じましたので灯病記としました。


 

医療保険を日額保障から実費保障へ その4

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5、先進医療病院に行きたい。

(大阪ボバ-ス病院)、病気の情報が欲しい。

脳内出血という病気だったわけですが、

今まで、身近にそういった病気をした人がいなかった為、

脳内出血ってどんな病気なのか?脳梗塞とどこが違うのか?

自分の場合どこまで回復するのか?

今の病院の判断、治療方法でいいのだろか?など

自分なりにいろいろ心配しましたが、なんせ身体が自由になりませんから

自分で調べることもできず、家族もそこまでの余裕がなく、

病気についての情報が不足していた状態でした。

 

担当医に聞いても自分が知りたい事の明確な回答は得られず、

また、「この病院で大丈夫ですか?」とも聞くわけにいきません。

私は、メ-ルで関西の友達に連絡して情報を得ました。

また、パソコンが使えるようになってからは、

INで闘病記を検索し、具体的な情報を入手することができるようになりました。

幸い症状が軽く手術も必要なかったので、

おそらく他の医者の診断でも同じだったと思われます。

もし、症状が重い場合であれば、本人では判断できない状態ですから、

家族としても苦慮することになったのではと思われます。

 

リハビリ専門病院に転院する際に、脳疾患の治療では、

大阪にあるボバ-ス記念病院が、素晴らしいとの情報を入手していたので、そちらに転院することも考えましたが、

一般的な病院の紹介状だけでは、受入が困難であること、

費用の問題等で具体的に転院を検討するまでにはいたりませんでした。

 

ボバース記念病院:社会医療法人 大道会

 

私の場合は、命に別状なかったわけですが、

癌など命に関わる状態であれば、

費用のことなどを考えている場合ではなかったと思います。

また、後遺症、病状の回復については、医師におまかせするしかなく、

本当にベストな医師、病院であるのか、

そのあたりのケアをしてもらえれば、とてもありがたいと思いました。

 

6、120日の保険給付期間終了とともに退院しました。

幸い私の場合は、ちょうど保険給付期間終了の120日経過後

退院することができました。

しかし、脳疾患の場合平均して130日位の入院が必要だそうです。

もちろん、ア○コなど90日の入院期間の場合がありますので、

120日なら満足すべきであることは理解できます。

入院に使用した費用を保険ですべて支払うことができ、

生命保険の入院給付金を給付期間終了後の通院費用や、

退院後の療養費、ボーナスの補てんに充当することができれば、

精神的なゆとりも生まれるものと思います。

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