働きざかりの中高年脳卒中闘病記(灯病記:高血圧は命にかかわる病気です)

46歳にして、突然に襲ってきた脳出血という予期せぬ大病。発病後10年経過し、振り返りまとめてみました。病と闘った闘病記ではなく、自分自身をどこかに導いてくれる灯台のように感じましたので灯病記としました。


 

大崎市民病院鳴子温泉分院(宮城県)

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鳴子温泉分院の大きな特徴は,温泉を有効利用しているとともに,東北有数の規模を誇るリハビリ・ケア機能を備えている点です。男女浴室のほかに温泉治療室と特殊浴槽もあります。

 

 温泉による運動浴施設が備えられています。

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              他のリハビリ施設も広々としています。

            リハビリは温泉リハビリテーション棟で行われます。                                                                                    f:id:syosakoi:20150825205430j:plain

 

また、NPO法人によって、鳴子温泉病院と湯治旅館が連携して温泉療養プランが利用できるユニークな活動が行われています。

 

温泉療養プランとは

湯治旅館が一致団結し、町立鳴子温泉病院と提携した「温泉療養プラン」を打ち出した。これは全23件の協力旅館が、入院には至らないような生活習慣病や 腰痛、リウマチ性疾患、脳梗塞や交通事故の後遺症のリハビリテーションなどを希望するお客様に対し、鳴子温泉病院への通院の便宜を図るというもの。健康保 険対象外の脳ドックも受け付ける。

 

病院の予約はすべて旅館側が引き受け、診療申込書と健康保険証を送って、事前にカルテを作成しておいてもらう。病院では プラン利用者のために、毎週水曜日の決まった時間を診察にあてており、通院のための送迎は旅館が行なう。待ち時間がなく、余裕をもってゆっくりと診察が受 けられるシステムです。

 

また月曜から金曜は、院内の温泉を利用したリハビリテーション棟で、理学療法士作業療法士によるリハビリテーション指導を受ける ことができる。(病院の会計は別途支払い)。


現在までの療養プランの利用者は121名です。その内訳は、整形外科疾患46名、脳卒中後遺症42名、生活習慣病29名、その他4名であり、湯治期間は5 日-30日間である。東北地方40名、関東地方78名、その他3名で「温泉療養プラン」開始後、1年間は県内をはじめ近隣在住者が利用していましたが、平 成15年度に入ってからは、東京都などの関東地方在住者の利用が多くなっている。又、リピーターも増加している。