働きざかりの中高年脳卒中闘病記(灯病記:高血圧は命にかかわる病気です)

46歳にして、突然に襲ってきた脳出血という予期せぬ大病。発病後10年経過し、振り返りまとめてみました。病と闘った闘病記ではなく、自分自身をどこかに導いてくれる灯台のように感じましたので灯病記としました。


 

10年前の7月31日は、脳内出血を発症した忘れられない日です。

ちょうど10年前の平成17年7月31日は、私にとって忘れられない日です。

朝起きて出勤しようと思って起き上がった時に脳内出血を発症したのです。

今でも自分の頭の中で聞こえた「プチッ」という音と、

その後の体に起きた異常な症状は忘れることができません。

 

幸い、すぐに救急車で病院に搬送されることができたことと、

出血量が少なく開頭手術は不要だったので、半年後に職場復帰することができました。

後遺症も左足がスムーズに動かないことと、左手の痺れくらいなので

同様に発症した方から見れば、恵まれた状態だと思います。

 

幸い後遺症も少なく、半年後に無事職場復帰することはできたのですが、

10年前の7月31日(自分としては、再生記念日と考えます)を境に、

私の人生は大きく変化していきました。

もちろん自分自身の考え方も変わりましたし、周囲の環境も変わってしまいました。

あの日からすでに10年も経過したなんて信じられない気持ちです。

 

 

10年間無事に生きることができたことも、今単身赴任していることも、

ブログを書くことができることも再生記念日のおかげです。

10年経過して再生記念日は、自分にとってどんな意味があったのか考えてみました。

 

1,もう少し力を抜いて生きなさい

2,与えられた環境や周囲の人・自分の体に感謝の気持ちを忘れないように。

3,自分の今までの生き方・これから先の人生を見直しなさい。

 

再生記念日から10年経過しないと分からなかったことがたくさんあります。

10年間紆余曲折はありましたが、

今ここに普通に近い姿で生きていることに感謝するばかりです。

そういえば、再生記念日の『ありがとう詣』に行ったことがありません。

 

明日は少し早起きして氏神様に『ありがとう詣』に行きます。