働きざかりの中高年脳卒中闘病記(灯病記:高血圧は命にかかわる病気です)

46歳にして、突然に襲ってきた脳出血という予期せぬ大病。発病後10年経過し、振り返りまとめてみました。病と闘った闘病記ではなく、自分自身をどこかに導いてくれる灯台のように感じましたので灯病記としました。


 

脳内出血発症後6ヶ月経過して、身体障害者認定を受け身体障害者手帳を取得しました。

脳内出血発症後半年経過後、吉備リハビリテーションセンターから連絡があり

認定医による身体障害者認定診断を受けるようにとの連絡がありました。

身体障害者認定や身体障害者手帳についての知識は全くなかったので、

連絡されるまま認定医による診断を受けました。

認定医の受診を受けるためには、障害の程度がある程度固まっている必要があり、

概ね発病後、半年以上経過している必要があるとのことでした。

 

下記サイトがとてもわかりやすく解説されています。

 

認定医は、普通の医師ではなく障害者認定医としての資格が必要です。

認定医の診断によって等級が定められ、住所のある自治体(福祉担当課)へ

申請することにより、身体障害者手帳が交付されます。(約1ヶ月)

 

身体障害者手帳とは、身体障害者福祉法に基づいており 

身体に障害のある人が、福祉サービスを利用するのに必要な手帳です。

この手帳を取得することによって、

障害の種類と程度(1級~6級)に応じた福祉サービスを利用できるようになります。

半年経過後も症状の回復はすすんでいくと思いますので、

できるだけ早く認定医の診断を受けた方が有利です。

障害の等級は基本的に更新がありません。

もちろん障害がさらに進行することもあるので、その時には再認定が可能です。

私は、上肢6級、下肢4級、併せて4級との認定医の所見でした。

 

私が受けることのできる福祉サービスです。

自動車税(県税)の免除

・公共交通機関の割引

 バス:半額 JR:片道100km以上の場合普通乗車のみ半額

 タクシー:1割引き

 高速道路:本人・使用車限定で半額(ATMも使用可能です。)

・各種施設の割引き(美術館、公園など:概ね半額)

所得税、住民税の障害者控除

・各自治体当時のサービス(鍼灸マッサージ券など)

・障害者駐車場の利用

・自動車任意保険の割引

 

障害者年金を受給できるほどの障害ではないのですが、

バス代、高速料金、自動車税、年末調整では、メリットがあります。

何も知識がなかったので、入院していた吉備リハビリテーションセンターの

アフターサービス?は大変ありがたかったです。

 

身体障害者手帳を取得することに抵抗がある方もおられるかもしれませんが、

障害者を支援するための制度ですから、私は感謝して利用させていただいてます。