働きざかりの中高年脳卒中闘病記(灯病記:高血圧は命にかかわる病気です)

46歳にして、突然に襲ってきた脳出血という予期せぬ大病。発病後10年経過し、振り返りまとめてみました。病と闘った闘病記ではなく、自分自身をどこかに導いてくれる灯台のように感じましたので灯病記としました。


 

西洋医学と接骨院・整骨院・整体院・鍼灸治療院の違いはどこなのでしょうか

1ヶ月ほど前に酒を飲みすぎて転倒し左手首を痛めてしまいました。

ひどい激痛だったので近くの接骨院で治療を受けました。

骨折のおそれがあるとのことで、近くの病院でレントンゲン検査を受けました。

脳内出血で入院していたときに、東洋医学と西洋医学を融合してもらえたら

とても素晴らしいと感じました。

今回も西洋医学と東洋医学の違いについて考える機会でした。

 

 

西洋医学の考え方

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西洋医学では、人間の体を分類し、専門分野をつくることによって

治療しようとしていることがよくわかります。

「守備範囲」という言葉がその考え方をよく表しています。

整形外科では、運動機能の回復については、

リハビリテーション科の協力が必要だということです。

患者の立場からすると、手術が不必要な骨折程度なら、

レントンゲンで骨折の有無を判断してもらい、症状に応じた治療を受けて痛みを取り除き

機能を回復してもらうことを望んでいます。

そんな医師は少ないのでしょうが、リハビリテーションは、守備範囲外と考えている医師も

おられるかもしれません。

「木を見て森を見ず」の状態になるかもしれません。

(※物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うこと。)

 

今回私がお世話になった接骨院はどうなのでしょうか。

中野接骨院 l 接骨院とは? 中野接骨院院さんのHPから引用させていただきました。

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中野先生と同様に私も、人間の体に備わっている「自然治癒力」を最大限に活かす施術

東洋医学持ち味だと思います。

しかし、最近接骨院整骨院、整体院の新しい店舗をよく見かけます。

西洋医学のようにレントンゲンや投薬・注射に頼ることはできないわけですから

信頼できる診断力・治療技術を身につけた治療院がどれだけあるのでしょうか。

 

私が治療を受けた治療院は、症状から骨折の可能性があることを説明されて、

すぐにギプス固定をの処置を行なってもらうことができました。