働きざかりの中高年脳卒中闘病記(灯病記:高血圧は命にかかわる病気です)

46歳にして、突然に襲ってきた脳出血という予期せぬ大病。発病後10年経過し、振り返りまとめてみました。病と闘った闘病記ではなく、自分自身をどこかに導いてくれる灯台のように感じましたので灯病記としました。


 

鍼灸院の治療費用が軽減されるはり・きゅう・マッサージの助成制度があります。

東洋医学鍼灸院治療により、左足首が上がるようになりました。

私が、鍼灸院に治療に支払った費用は、

週1回で月4回通院を約半年間おこないました。

1回3,500円なので、約10万円弱です。

もちろん費用以上の価値はあったので、全く高いとは思っていません。

 

最初に来院した時に先生から、私が住んでいた岡山市には

はり・きゅう・マッサージ施術費の助成

制度があることを教えていただきました。

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この制度は、岡山市が対象者に

はり・きゅう・マッサージ施術券を支給することによって

岡山市指定した治療院で受けた治療費の一部

助成してくれる福祉制度のひとつです。

 

岡山市のHPには、

障害者(児)が、はり・きゅう・マッサージ等の施術を受ける場合、

市が発行する施術券により、施術に要する費用の一部を助成します。

(注釈)市が指定した施術所に限ります。施術1回に施術券1枚を使用してください。

市内に居住する在宅の障害者(児)で次のような方
(市が指定した施術所に従事する方を除く。)

年間18枚を限度(申請した月によって支給枚数が異なります。)

施術券1枚につき1,200円。

 

www.city.okayama.jp

全部使用すれば、21,600円無料となります。

 

はっきり覚えていないのですが、私が鍼灸治療院に通院していた時には

支給枚数がもっと多かったように記憶しています。

 

せっかくのいい助成制度があっても

助成制度があることを先生から聞くまで、私は知りませんでした。

また、施術券を使用できる治療院に指定されるためには、

年に何回か講習を受けなければならないそうです。

 

先生は「年々利用する人も少なくなっており、講習を受けるのも面倒なので

支給枚数が減るのではないか」と危惧されていました。

事実そのとおりになってきています。

 

せっかくの障害者支援制度ですから、行政側のPR不足もありますが、

利用する人や福祉関係の仕事をされている方・利用できる治療院の方も

積極的に情報発信をお願いいたします。

 

皆さんの住んでいる自治体でも、きっといろいろな助成制度があると思います。

存続させていくためにも積極的に利用していきましょう。

 また、助成制度の利用が可能な治療院は、

それだけ障害者に対する意識も高いと思われますので、

助成制度が利用できる治療院の中から選ぶことも選択肢の一つだと思います。