働きざかりの中高年脳卒中闘病記(灯病記:高血圧は命にかかわる病気です)

46歳にして、突然に襲ってきた脳出血という予期せぬ大病。発病後10年経過し、振り返りまとめてみました。病と闘った闘病記ではなく、自分自身をどこかに導いてくれる灯台のように感じましたので灯病記としました。


 

医療保険を日額保障から実費保障へ その3

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2、入院って医療費以外にけっこうお金がかかります。

3、手術費が必要だったらどうしよう。

4、ボ-ナスは、下がります。

 

 ▼2、入院って医療費以外にけっこうお金がかかります。

入院生活は、寝ているだけですから、

お金なんかそんなに必要ないだろうと思っていましたが

飲料水、新聞、TVカ-ド等けっこう雑費がかかります。

 

入院当初の動けないときに、オリンピックが開催されていたこともあり、

よくTVカ-ドを使用しました。

その他、着替えの用意、家族の病院への交通費など、

目にみえないお金も必要になります。

 

また、私の場合は、左半身麻痺により無理な姿勢で歩く為、

身体に歪が生じ、退院してからも週1回整体に通院していましたので、

そういった費用も必要でした。

特別な食事療法、漢方医療など東洋医学の治療を受けられる方は、

さらに出費が必要と思われます。

 

 ▼3、手術費が必要だったらどうしよう。

私の場合は、幸い手術は、必要ありませんでした。

しかし手術が必要だったらどうだったでしょうか?

当然に入院日数は伸びたと思われますし、

手術費用も、そのあとの治療費もさらに必要になったでしょう。

痛みなどで、個室への入院が必要になったかもわかりません。

 

しかし、そうなっても給付金は、1日1万円しか支給されません。

もし、健康保険のきかない手術・治療が

必要だったらと考えたら不安感はぬぐえません。

 

ガンなどの場合、高度先進医療でもし回復するなら、

当然そちらを選択するでしょう。

費用の心配をしながら、治療をうけるのは、つらいものがあります。

日額保障が3万円に増額されるだけでは補えないと思います。

 

4、ボ-ナスは、下がります。

5ヶ月の休職期間、幸いにも毎月の給料は従来どおり

満額いただくことができました。

(会社の規定で、半年間は通常の給料が支給されるそうです。)

しかしながら当然の事ですが、

ボ-ナスまで通常どおり支給されることはありません。

 

私の場合は約3分の1になりました。

もちろん異議を唱える気持ちなどありませんし、このような状態で、3分の1といえどもよく支給していただいたと感謝しています。

通常のみなさんの家庭では、

ボ-ナスを、住宅ロ-ンの支払い、子供の学費などに予定していると思われます。

もちろん、今回の入院費用においては、赤字ではありませんでしたが、

高額医療給付金はボ-ナスの補填に使用しました。

 

さらに、ボ-ナスについては、復職後の状況いかんによっては、

その後のボ-ナスについても減給の可能性があると思われます。

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また、私は退院後看病してくれた家内に感謝の意味から、

2人で小旅行にでかけました。

できることなら、1ヶ月位温泉湯治と洒落込みたかったのですが。

生命保険の入院給付金が、心配してくれた家族と頑張った自分へのご褒美に使えるくらいの余裕があれば最高だと思います。

 

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