脳卒中とはどんな病気?[脳梗塞-脳内出血-くも膜下出血]脳の血管障害が原因
・脳卒中とは
脳の血管の障害が原因となって脳が正常に働かなくなる病気を
まとめて脳卒中といいます。
・脳内出血とは
脳の血管が破れて、脳の内部で出血するものです。
脳内出血は高血圧そのものが原因となっています。
比較的細い血管からの出血ですが、
出血した周囲の細胞に大きな影響を与え
神経細胞を破壊するので、
半身麻痺、言語・記憶・高次脳機能障害などの
重い後遺症が残ることが多い病気です。
真屋順子がこの病気ですし。
・脳梗塞とは
脳の血管が動脈硬化を起こして狭くなり、
そこに血の塊が詰まって血流が途絶えてしまいます。
脳への血液がストップすると
脳内出血と同じように神経細胞が壊死してしまい
やはり半身麻痺、言語・記憶・高次脳機能障害などの
重い後遺症が残ることがあります。
現在では、医学の進歩により、
発症後3時間以内に、病院に搬送することができれば、
後遺症なく回復できるの可能性が高くなります。
・くも膜下出血
人間の脳は3層の膜に覆われています。
その2層目と3層目の間の空間である「くも膜下」に
出血が生じた状態をいいます。
全脳卒中の8%を占め突然死の6.6%が
くも膜下出血に該当すると言われています。
50歳から60歳の働き盛りに多く発病し、
男性より女性が2倍多いとされています。
激しい頭痛を伴って
太い動脈の出血であるため致死率が高い病気です。
いずれにしても、脳卒中は一度発症すれば
何らかの後遺障害が残る可能性が高い病気です。
人間の体幹・言語・思考・記憶などをつかさどる
重要な機関である脳の病気ですから、
昨日まで普通にできていたことができなくなります。
それは本人にとって精神的にも大きなショックです。
また介護が必要になる場合も多く、
家族や周囲の方へも大きな影響を与えます。
・まとめ
以上が、「脳卒中とはどんな病気?
[脳梗塞-脳内出血-くも膜下出血]脳の血管障害が原因」の内容です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
記事が価値あるものだと思われたら、
関連記事もシェアをして頂けると嬉しいです。