働きざかりの中高年脳卒中闘病記(灯病記:高血圧は命にかかわる病気です)

46歳にして、突然に襲ってきた脳出血という予期せぬ大病。発病後10年経過し、振り返りまとめてみました。病と闘った闘病記ではなく、自分自身をどこかに導いてくれる灯台のように感じましたので灯病記としました。


 

脳卒中とはどんな病気?[脳梗塞-脳内出血-くも膜下出血]脳の血管障害が原因

脳卒中とは

脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血の3種類で、

脳の血管の障害が原因となって脳が正常に働かなくなる病気を

まとめて脳卒中といいます。

  

・脳内出血とは

脳の血管が破れて、脳の内部で出血するものです。

脳内出血は高血圧そのものが原因となっています。

 

比較的細い血管からの出血ですが、

出血した周囲の細胞に大きな影響を与え

神経細胞を破壊するので、

半身麻痺、言語・記憶・高次脳機能障害などの

重い後遺症が残ることが多い病気です。

 

真屋順子がこの病気ですし。

大原麗子さんの死因は、不整脈による脳出血と言われています。

 

脳梗塞とは

脳の血管が動脈硬化を起こして狭くなり、

そこに血の塊が詰まって血流が途絶えてしまいます。

 

脳への血液がストップすると

脳内出血と同じように神経細胞が壊死してしまい

やはり半身麻痺、言語・記憶・高次脳機能障害などの

重い後遺症が残ることがあります。

現在では、医学の進歩により、

発症後3時間以内に、病院に搬送することができれば、

後遺症なく回復できるの可能性が高くなります。

 

長島茂雄さんや西城秀樹さんがこの脳梗塞です。

 

くも膜下出血

人間の脳は3層の膜に覆われています。

その2層目と3層目の間の空間である「くも膜下」

出血が生じた状態をいいます。

 

脳卒中の8%を占め突然死の6.6%が

くも膜下出血に該当すると言われています。

 

50歳から60歳の働き盛りに多く発病し、

男性より女性が2倍多いとされています。

 

激しい頭痛を伴って

太い動脈の出血であるため致死率が高い病気です。

 

脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血」の 

いずれにしても、脳卒中は一度発症すれば

何らかの後遺障害が残る可能性が高い病気です。

 

人間の体幹・言語・思考・記憶などをつかさどる

重要な機関である脳の病気ですから、

昨日まで普通にできていたことができなくなります。

 

それは本人にとって精神的にも大きなショックです。

 

また介護が必要になる場合も多く、

家族や周囲の方へも大きな影響を与えます。

 

・まとめ

以上が、脳卒中とはどんな病気?

[脳梗塞-脳内出血-くも膜下出血]脳の血管障害が原因」の内容です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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